あの『ベイビーさん』がG2氏により今月上演!

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1992年と1998年に笑殺軍団リリパット・アーミーが上演し、中島らもの傑作と言われた戯曲『ベイビーさん〜あるいは笑う曲馬団について〜』が、中島らもとは劇団「MOTHER」プロデュースでの舞台『こどもの一生』でも名タッグを組んだ演出家G2氏の手により、この11月に上演されます。ぜひ足をお運び下さい!

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2015年 11月7日(土)~14日(土) Zeppブルーシアター六本木

 

 

 

 

[作]中島らも

[演出]G2

[出演]池田純矢/鈴木勝吾/井澤勇貴/入来茉里/久保酎吉/植本潤/木下政治/林希/坂元健児/小須田康人/松尾貴史

ストーリー

昭和6年(1931年)、満州のとある戦場で幕を開ける。 第二次世界大戦に日本が突き進んでいた時代、 堂山中尉と八代少尉の二人は爆撃から逃れてとある塹壕に潜んでいた・・・。

それから10年、昭和16年。 いよいよ日本が第二次世界大戦に突入しようとしている時。 満州の新京。 とあるサーカス団が、軍隊の慰問をするために活動を開始している。 その慰問が適正かどうか視察にきているのは、八代大佐率いる一同。 見世物が終わって、八代大佐のもとに集まってくる、サーカス団の連中。

「サーカスではない、曲馬団だ」 士気を鼓舞するための慰問だ、間違っても敵性語を使用してはならない。

「そういえばここには動物はいるのか」 八代大佐に問われて、象やらがいると答える曲馬団の一同。 日本国中が食べ物を制限している中、餌をやることに不服をぶつけられて、 サーカスの連中が思わず放った言葉は 「餌を食わない動物もいるんですよ」 餌を食わない動物なんているはずがない!と息巻く八代大佐のもとに 連れてこられた一頭の動物。 「ベイビーさんで。」

こうして、ベイビーさんと曲馬団と八代大佐たちは出会ったのだった・・・。